当院で処方致しておりますVC−PMGローションは、リン酸L−アスコルビルマグネシウムというビタミンC誘導体を高濃度に配合したローションです。通常、ビタミンCは塗っても皮膚から吸収されませんが、VC−PMGは経皮吸収型のビタミンCとして一部の化粧品の美白化粧品としても用いられております。
一般に、経皮吸収型のビタミンCは化粧品や医薬部外品では、わずかな濃度しか配合されていませんので、効能効果として美白レベルにとどまっていたのが 現状です。
最近の研究では、VC−PMGを高濃度に配合することにより様々な効果が認められるに至り、医療機関でのみ処方できるようになりました。
VC-PMGの皮膚に対する主な作用と適応
外用の仕方
一日2回、洗顔後、容器を少し振ってローションを攪拌し、適量(5百円玉大くらい)を手のひらに取って顔全体に塗布した後、優しく念入りにパッティングします。パッティングしていると、べとつくような感じになってきますが、さらにパッティングして皮膚にサラッとなじんでいくまで続けてください。
VC−PMGは皮脂の分泌を抑制する作用があるため、外用後、皮膚にツッパリ感を感じることがあります。その場合は、VC−PMGローション塗布後3分ほどしてから保湿剤をつけてください。(ビタミンCの浸透をよりよくするためです)
外用の仕方